このインタビューでは、四魂を勉強し、社会で活躍されている方たちに「四魂の窓」をいかに活用しているかをお話して頂きます。 

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今回の実践者は裏千家助教授の久保比登美さん。都内で茶道の稽古をする傍ら、一般の方向けにちょっと変わったお茶会を開いている方です。

――お茶の先生というと、四魂は「親」だというイメージがあります。久保さんの四魂は何ですか?

久保:「おっしゃる通り、最初は「親」の人間だと思っていました。でも、メキキの同志さんたちが「あなたは絶対「親」じゃない。「勇」だ」って言うんです(笑)。だから一番強いのは「勇」。「親」はお茶の環境が育ててくれたものですね。」

――やはり、お茶は「親」の心が必要なものなんでしょうか。

久保:「これは私の志にも通じることなんですが、目指すお茶は「皆で楽しい時間を過ごす」です。そのためには、相手のことを考えたおもてなしをしなくてはいけません。周囲との調和を重んじる、「親」の魂が育てられるんです。」

――そんな久保さんが開く茶会の一つに、コラボレーション茶会というものがあると聞きました。これはどんなものなんですか?

久保:「他業種の方と協力して開く茶会で、これまでパティシエさんやキャンドル職人さんとコラボしてきました。抹茶に合うケーキをお茶受けにしたり、蝋燭の明かりでお点前をしたり。「能× お茶」という、ありそうでなかった伝統文化の組み合わせもありました。」

――始めたきっかけは何だったのでしょう?

久保:「お茶はこうあるべき、という概念にとらわれず、とにかく来た人が楽しめるものをやってみようと考えたのがきっかけです。この辺は「勇」らしいところかもしれません。ただ、コラボ茶会は一人でできるものではありませんよね。企画を立ち上げて、チームを組んで、話し合いをして……最終的に重要なのは周囲との調和なんです。四魂の窓で「親」の考え方を勉強したからこそ、いっそう上手くいっているのだと思います。

――「勇」の人が対極の「親」の魂を鍛えるというのは、成功している会社の経営者さんによく見られることだそうです。

久保:「私の場合は、それが「会社」ではなく「茶会」なんです。社中の人たちと一緒に稽古を積んでお茶の楽しさを見出すなかで対極の「親」を鍛えることができるし、コラボ茶会で外部の人たちと協働することでもできます。どちらでも、私の目指す「皆で楽しい時間を過ごせる茶会」という軸をブレさせないことで、私や私の周囲の人たちも人間的に成長していきます!」

――久保さん、ありがとうございました。

久保比登美(くぼひとみ)
 茶道裏千家助教授
 兵庫県出身 。四魂は「勇」 。
 志「分かち合う」

 

聞き手:望月一磨 東京都出身

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